たんぽぽ

在来種のたんぽぽと、外来種のたんぽぽ。
総苞外片(そうほうがいへん)つまりガクのしたの部分が、反っているのか否かで決まります。
反っていないのが在来種のカントウタンポポです。(写真参照)
 
せいようたんぽぽは、繁殖力が強く、
昔北海道に来たヨーロッパ人が、葉をサラダ用に持ってきたものが
あっという間に全国に広がったともいわれていますが定かではありません。
 
だんだん分布がせばまっているカントウタンポポですが、
石巻市の羽黒山神社の斜面に群生しています。
十四、五年前に来た時は、かなりたくさん生えていて感動ものだったのですが、
今日行ってみますと、本数はだいぶ少なくなったようです。
写真下段の右が外来種、左が在来種です。
 
 

春蘭

庭に咲いているのですが、保護色なのでよく見ないと気がつきません。
今年も、咲き終わる頃に気がつきました。
黒っぽい鉢に上げてやると、なかなか渋くていい感じなのです。

はぼたん

もうとっくに葉が開ききってしまったので、下の方の枯れた部分を除いたところ、
脇のほうから茎が伸びてきました。
 
ちょっとかわいいかも。

椿 二種

今年は椿が宮戸島方面でも大変きれいに咲いているということです。
我が家の椿は、一重と内側だけ八重のもの二種あります。
私はピンクの乙女椿が好きなのですが、椿系は花びらが痛んでくるとちょっと汚いな・・・

インフルエンザ

土曜から風邪気味で、日曜に休日診療を受診したダンナが、
「やった、出たぞ。Tミフルを処方されたっ。飲むぞ飲むぞ・・・」何?このテンションの高さ。
「・・・窓にかぎかけなくちゃ」
 
なかなかお目にかかれないお薬Tミフル・・・
ついつい写真にとってしまいました・・・
 

Picasa

GOOGLEでPicasaという画像管理ツールを無償ダウンロードできます。
パソコンに入っている画像ファイルがこのソフトによって分類管理できるというものです。
ためしにやって見ました。
まず、既存の(マイピクチャ)がつぎつぎ処理され、日付ごとに整理されます。
画面は3Dタイプの表示で、ウインドウズビスタのようにワンクリックでページをめくるが如く、撮った写真が表示されます。
外部データ(SDカードなど)の写真を読み取り、マイピクチャに入っているのと入っていないのの区別をつけてくれます。
まだ、おためし中ですが、 デジカメで写真が整理できないくらい膨れ上がった人向き・・・100枚以上保存している人とか・・・
でも、職場でそういうニーズがあるのなら大変有効に活用できるソフトだとおもいました。
 

太陽

アレクサンドル・ソクーロフ監督 イッセー尾形主演の昭和天皇をモデルとした映画です。
去年の夏のロードショーでしたが、やはりマイナな映画のためか、
地方上映はわずか二週間くらいだったと思います。
しかも仙台のチネ・ラ・ヴィータでしかやっていなかった。
 
まずイッセー尾形の演技のうまさ、表情の研究については脱帽でした。
口の周りの筋肉が絶えず動いている所。
「あっ、そう」という簡単なセリフであるのに、多様に使い分けている所。
ときには、やはり舞台俳優のパフォーマンスがかったところはありましたが、
対象が対象だけに本当に難しい役柄だったと思います。
 
内容は、ポツダム宣言受諾後から終戦後までですが、
政治的な細かい部分ではなく、あくまで天皇が現人神(あらびとがみ)から、
臣民のために神格を捨てていくその過程を重視しています。
 
侍従長の佐野史郎もいい雰囲気を出しています。
 
進駐軍からチョコレートの差入をもらった時の一騒ぎや、
明治天皇が極光(オーロラ)を東京で見たということが皇室の伝説になっていて、
昭和天皇を物理学者が何といって不可能である事を説明したらよいのか四苦八苦する場面など、
外人(ロシア人)の監督だけに日本人以上に興味を持って皇室と周りの人々の関係を繊細に描いているような気がします。
 
日本での上映にずいぶん手間どったらしいです。