在来種のたんぽぽと、外来種のたんぽぽ。
総苞外片(そうほうがいへん)つまりガクのしたの部分が、反っているのか否かで決まります。
反っていないのが在来種のカントウタンポポです。(写真参照)
せいようたんぽぽは、繁殖力が強く、
昔北海道に来たヨーロッパ人が、葉をサラダ用に持ってきたものが
あっという間に全国に広がったともいわれていますが定かではありません。
だんだん分布がせばまっているカントウタンポポですが、
石巻市の羽黒山神社の斜面に群生しています。
十四、五年前に来た時は、かなりたくさん生えていて感動ものだったのですが、
今日行ってみますと、本数はだいぶ少なくなったようです。
写真下段の右が外来種、左が在来種です。