突然、津軽三味線を聴きに行く事になりました。
場所は、近所の公民館の二階大会議室、入場料無料。
全日本津軽三味線金木大会大16回大会準優勝の渋谷幸平さん(26)と一番弟子の佐藤翔さん(20)の演奏です。
さて、津軽三味線は一度聴いてみたかったのですが、わざわざとなると何かめんどうくさい。
今回、市内に住むうちの親戚が津軽を旅した時に、たまたま渋谷さんの演奏が気に入って、
何度か津軽黒石市に脚を運んでるうちに交流を深める事ができ、松島見物に、と誘ったらしい。
で、せっかくだから三味線持って演奏でも・・・という成り行きだったようで、だから無料。
本当に、観光がてら津軽三味線のよさを広めたい一心で来てくれたみたいです。
決して、ライバルの浅野祥くんとか、柴田三兄弟の敵情視察というわけではないみたいですが。
余談ですが、柴田三兄弟はすごいですね。第18回大会三人で総なめでした。
津軽三味線はバチでたたく部分もすごいけれど、左手で弦をかき鳴らす技巧がすごい。
手前の男の子、指を見せてもらったら人差し指の爪に溝がついていました。
「自分は左利きなので、左の動きがほかの人より有利だったんですぅ。」なるほど。
時折入るパーカッション的な高い音、弦を緩めたような中間的な音階、
ふしぎとシックリくる不協和音。
寒風吹きすさぶ景色にこんなにマッチした音色はないのだろうな、と思わずにはいられませんでした。
写真をご覧下さい。
ロックコンサートのようでしょう・・・