映画 「テルマエ・ロマエ」

以前マンガが面白くて投稿したのですが、とうとう映画化されました「テルマエ・ロマエ」

阿部寛、かーっ。古代ローマ人顔ですね。

すべての風呂はローマに通ず。時空を超えた入浴ファンタジー。

絶対見に行こうっ。 4月28日公開です。

久しぶりの映画館で

鼻炎がひどくなりました。

密室に数時間滞在したためでしょうか・・・

くしゃみが止まらず、帰宅後鼻水止めの薬を服用、

夜になってやっと落ち着きました。

観にいったのは「エクレールお菓子放浪記」です

宮城県のいたるところでロケをしていて、石巻市桃生町の植立山公園も映っていました。

内容は、あまり面白いものではなかったのですが、

久しぶりに小学校の映画教室の映画を見たような懐かしさがありました。

石巻市の市長が特別出演していたのが面白かったかな?結構長く映っていましたし、いい役回りでした。

まざーうぉーたー

小林聡美・もたいまさこらが出演する ホッコリシリーズ

で、いつもはDVDを待っているのですが、たまたま

同行者のジュビロ磐田×ベガルタ戦観戦している間の暇つぶしで

一人映画鑑賞をしました。

仙台フォーラムで・・・(初めていきました)

封切のとき 小林聡美と市川実日子と加瀬亮が

舞台挨拶にフォーラムに来たらしい・・・

えっ、こんな狭いところでご挨拶???

ではさぞかし満員御礼であったことでしょう・・・

えいがの舞台、今回は京都です。

夏に行ったこともあって、ロケ地はどこかよーくみたら、

下鴨神社付近、北大路高野界隈でした。

小泉今日子がかわいい。もたいまさこのセリフがいつに無くおおい。

そして毎回感心しますが、食事が大変おいしそう!!!

フードコーディネーター飯島奈美さん、普通のご飯をおいしく見せていますね。

糸井重里ほぼ日のサイトでも紹介しているようです。

内容は、ズバリ!!!  シンプル・イズ・ベスト

毎日毎日シンプルな生活をいかに丁寧に暮らすか、

だと思います。

たとえば、水割りの作り方、珈琲の入れ方、豆腐の作り方

とりたてて贅沢な食事をしているわけでもなく、素敵な衣装を着ているわけでもない。

毎日同じ所作の繰り返しなんだけど手抜きすることなく

丁寧に行うということなのかな。

ただ・・・もたいまさこ、左利きですね、箸の使い方がぎこちなさげに見えちゃう・・・

ユメ十夜

「こんな夢を見た・・・」で始まる
夏目漱石の「夢十夜」という小説を
オムニバス映画にしたもの。
一夜から十夜まで、監督、俳優、構成全部違います。
第七夜などはアニメーションです。たぶんFFのアニメーターが作っていると思うけど・・・
 
特に面白かったのは第六夜。
監督は松尾スズキで、主演は阿部サダヲ
 
護国寺で運慶が仁王像を制作するといううわさを聞いて
阿部サダヲ紛する自称芸術家が見物にでかける・・・という内容。
運慶の役はTOZAWAというダンサーです。
(松尾スズキの趣味なのでしょうか・・・ほぼドラゴンボールのコスチューム)
テクノっぽい音楽にあわせ
ノミをふるう(まねをする)と、最後の一振りで木が割れ、
中から カパアァァッと 仁王像が現れます。
 
見物人が言うには、
「達人ともなれば木を彫るのではなく、
木にうずもれている仁王像を彫り出すのです・・・」と。
(このあたりは漱石の文章をそのままといった感じです。)
 
なるほどと納得した自称芸術家、
早速自分もやってみて小振りながら仏像くらいは出てくるだろうと
家の庭で踊りだしました。(このあたりはかなり松尾スズキの脚色)
 
で、気分も高まった頃、ノミを一振り・・・
 
でてきたのは 鮭をくわえている木彫りの熊。
 
芸術家としての器の違いをまざまざと感じさせられたという物語です。
 
このように基本的には漱石の小説にかなり忠実に
しかし各監督の特性を大々的に出している
しかも飽きない映画でした。
 
市川昆なんかも良かったです。
恐怖系ですが、きれいな闇を撮っています。
 
ま、結局夢の世界なので、やりたい放題ということもあります。
 
 
 
 

スカイ。クロラ

押井守監督のアニメーション映画なのですが、
原作が、森博嗣です。
 
キルドレと呼ばれる大人にならない人間が、
戦争をして殺されるという手段だけで死ぬことができる。
ショウとしての空中戦に望むときだけ
人間と同様の心の昂ぶりを感じることができるキルドレたちの
物語。
で、例によって、森ワールド。
キルドレたちの過去が
いろいろ複雑怪奇に絡み合っているらしいのですが、
それは、続編を見ないとわからない・・・
 
森博嗣の小説はいつも最後に「あっ!」があるものだから
今回は、2Dと3Dを切磋琢磨した押井監督の
「絵」を楽しみました。
 
たとえば、背景にあるビンのラベルは、実写したビンに
ラベルをいちいち描いたらしい・・・
飛行機は、実際3Dで撮影し、パイロットにうつる影は
飛行機の回転に合わせて描いたらしい・・・
 
2D3D混在アニメは、たいへん手間がかかっていました。
だから、DVDで見ても、大変立体感があるんですね。
これなら、劇場でお金払っても
見る価値がありそうです。
音楽も大変いいし・・・
 
 

潜水服は蝶の夢を見る

ゴールデングローブ賞やカンヌ映画祭で受賞した
フランス映画です。
 
 
監督も俳優もなじみがありませんが、
内容が、雑誌に掲載されていて
興味があったのでレンタルしました。
 
主人公は、ジャン=ドミニック・ボービー氏。
フランスの雑誌「ELLE」の編集長、実話です。
43歳で脳卒中になり、意識は回復したのに
自分の意思を伝える術が絶たれるという
ロックトインシンドロウム(閉じ込め症候群)となります。
唯一瞬きができたので、それを利用してコミュニケーションをとることに
成功します。
20万回の瞬きでかかれたものは、記憶と想像力による手記で
世界的なベストセラーとなりました。
 
「はい」は1回。「いいえ」は2回。から始まり、
誰かがローマ字をひとつひとつ読んでいって
自分が伝えたい文字のところで瞬きをする。
そういう気が遠くなる作業で彼をささえた人々を
彼の視界から映しだしているのが
おもしろい。
 
恋人から電話がかかってきたとき、ちょうど妻しかおらず、
「毎日君を待っている」という彼の瞬きによるメッセージを
妻が泣きながら電話口に伝えるというシーンは、フランス映画だなぁ・・・
しかも、妻を前にしてそんなセリフ言うなんてやはりフランスだなぁ・・・
 

映画ハゲタカ

多分NHKのテレビドラマを見なかったら
何がなんだかよく分からない人間模様になっていると思います。
 
原作の方が絶対面白いと思うのですが
主人公鷲津政彦の人物設定が、どう考えてもNHK向きではないか・・・
(酒好き、女好き、べろべろ状態で、spのサムに注意されているという・・・)
 
今回は、中国巨大ファンドからのTOBにどのような方法で太刀打ちできるか、
というところが面白いところなのでしょうが、
ドバイまで資金調達に奔走するというのは、われわれ凡人にはどうも理解しがたい設定でした・・・
しかも外資系ファンド会社のネーミングが、切り貼りしたものの、まんまやないかぃ!
ま、それも楽しい部分ではありますが・・・
 
世相を繁栄したのか、対中国で、アメリカではありませんでした。
アメリカは、むしろサブプライムローンで負のイメージ。
(鷲津ファンドのスタッフが、メンバーにいちいち
サブプライムを説明しているところがNHKだよね。)
原作「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ」では、当時絶対的な勢力を誇った
アメリカの投資ファンドを全面的にアピールしていて、
日本の金融政策をけなしていたのに・・・
 
時間外取引(ホリエモンが利用した手法で東京証券取引所が仕舞った後の取引)
を利用して買収会社の資金調達が困難な状況をつくるとか、
敵対的買収によって経営陣はどうなるのかとか、
市場操作には色々な方法があるのでしょうね。
かなり脚色はしているのでしょうけれど。
 
 
鷲津、最後はいい人。だったけれど、結果、彼は何か得をしたのかな?
そこのところよくわからなかった。
 

 

NHKエンタープライズがテレビでの高視聴率を傘に
作りたい放題に作ったのかな?という映画でした。
 
 
 

天使 と 悪魔

30日の土曜日は、映画が1,000円で鑑賞できる日でした。
天使と悪魔を見てきました。
ダヴィンチ・コードに続く第2弾!
とはいうものの、こちらの方が最初に出版されたんですよね。
でも映画の設定では、ラングドン教授は「例の一件」でヴァティカンから睨まれていることになっています。
 
 
こういった長編を映画にした場合、
原作をどれだけ削ってなおかつ筋道がたっているかが勝負だと思うのですが、
前作よりは分かりやすく仕上がっているようです。
一緒に行った友達は、本を読んでいないのですが、
早い場面展開に引き付けられて、内容云々、考えなかった、と。
 
犯行に及んだ動機部分がちょっと薄いけど
三つの権限(ローマ警察・バチカン衛兵隊スイスガード・カトリック総本山)が存在する場所で捜査することの
ジレンマはよく伝わってきたと思います。
あと、せっかくの悪役さん、爆死しちゃうけど
目的は何だったのでしょう???
 
トム・ハンクスの顔はでかいっ。
 
今回、気になったのは、スイス・ガードのタバコ好きの警官
チャートランド役の俳優さんですが
Thure Lindhardtという人らしいです。
デンマーク人なのでなんと読めばいいのやら・・・
 
書き込みを読むと、前回のダヴィンチ・コードで
監督がシラス(色素欠乏症の悪役)に選ぼうとした人らしいです。
そういえば似ているかも・・・
 
 
 
 

バーバー吉野

 
DVDを借りました。
本当はエリザベス・ゴールデンエイジの前編にあたるエリザベスが
お目当てだったのですが、貸し出し中だったので、もたいまさこ主演のこの映画にしました。
「バーバー吉野」と「かもめ食堂」と「めがね」って荻上監督の三部作なんですって?
 
この時代に
その町の少年はみな同じ髪型をしていた
という設定自体が興味をそそられました。
私、昔から吉里吉里人とかひょっこりひょうたん島などの
隔離モノが好きなのかも・・・
 
何しろ しょっぱなのヘンデル「オンブラ・マイフ」「ハレルヤ」がいいっ!
床屋で小さい子が座るための「補助椅子」が懐かしいっ!
男の子の隠れ家は私もあこがれていたっ!
うちの町にも変な格好をして独り言をつぶやく「おじさん」がいたっ!
 
荻上直子がスカラシップとして製作を許された映画で
本当に自然な動きでありセリフであり、それでいて結構小道具に凝っていた
(もたいまさこが食べている「浪花屋の柿の種」の缶入り・・・うちにもありましたありました・・・)
肩凝ることなく見ることができてなかなか良かった。
どっかのサイトでこの子供達の吉野刈りというヘアスタイル、
「めがね」で加瀬亮がやっていたって、
本当だ。
 
 
このヘアスタイルといえば・・・雨上がりのホトちゃん、バナナマンのヒムラ、ワッキー・・・お笑い芸人目白押しだなぁ
 
 

アメリ

 
 
以前から観たいみたいと思っていたのでレンタルしました。
というのも、映画より先に同名のCDサントラ盤を購入したからです。
大変素敵なアルバムだったので、是非画像でも見たいと思っていたらやはり素敵な映画でした。
まず、内容的に主人公の気持ちがよ~くわかるっ。
次にパリの街が大変素敵に映し出されている。
カメラのアングルがなかなか近頃ではお目にかかれないものだ。
脇役がいい味出している。
いい映画見ましたって感じです。
多分何度観ても飽きないかも・・・
サントラの曲がなんともフレンチ。
アコーディオンとトイピアノがメインに使われていて
雨の日の日曜日などに聴くといい気分になれそうです。
 
あめり