甘酢たまねぎ

新玉ねぎを、らっきょうの酢で漬け込みました。
 
あとは蜂蜜をすこし。
 
血圧にいいかもっ!!!!
 
豆腐の上に乗せても
 
そのまま食べても
 

なぜ日に焼けたか

実家から、離れのプレハブ小屋を解体するから
手伝って、業者頼んだからとの電話。
気楽に、はいはい、と出かけたところ、
業者って、シルバー人材センターの74歳の
じっちゃん一人・・・あと、軽トラック・・・
 
結局、解体した壁や屋根のトタンなどを
軽トラックに運んで積み込むのは私・・・
「ねぇちゃん、手際いいねぇ」って
褒められてどうするっ!!!
 
でも、その甲斐あって
午前半日で作業終了しました。
 
今日鏡をみたら、鼻の頭の皮がむけていました・・・
 

スカイ・クロラ

最初に、アニメーション映画を観て、
そのあとにこの本誌を読みました。
 
森博嗣本人のイメージも、本も、映画も、本当に無機質で
燃やしちゃっても何もあとに残らないような感じがあったのですが、
この小説はその最たるものかな、と思います。
 
主人公はキルドレと呼ばれる「殺されなければ死なない」
突然変異の人間で、飛行士。
上司も同僚もキルドレで、自らのアイデンティティーについて
深く考えないようにしている。
つまり「生きる」ということに関して終末が無いので
「いかに生きる」「何のために生きる」などといったことには
無縁であり得るということだ。
なんて、自分で主人公の生きかたについて
書き連ねていくと、
「人は生まれて死ぬ」という当たり前のことが
なんとなく論理的に定義されていくような不思議な感覚・・・
 
ま、森博嗣氏は、計算された設定で、複雑にいろいろな要素を取り込んで
私にとって、無機質な本を作り上げてくれています。
 

ボローニャ紀行

久しぶりに、井上ひさしの本をよみました。

20代には吉里吉里人や各種エッセイをよみあさったものでしたが。
 
このボローニャ紀行は、著者がもともと教会に預けられていたという過去をもち
そのとき世話になった神父の故郷を訪ねたいという想いから、イタリア旅行が
予ねてからの願いだった、ということからはじまります。

 
 
ボローニャという町は、昔から栄える地理的な要因がありましたが、
単に街が発展するということだけでなく、市民が持っている街づくりの意識が
素晴らしい。国の政策を全く当てにせず、市民が立ち上がって自分たちの街を
築き上げてきたのです。
歴史的にみると、第2次世界大戦のとき、ナチス勢力に反旗を翻し
「パルチザン」という市民部隊をつくって、ナチス軍に占拠させなかった唯一の
共同体だったそうです。
井上ひさし氏の綴り方は、大変読みやすいので大好きなのですが、
本人が「9条の会」に所属しているだけあって、
平和に対する市民の取り組みなどを語るに、大変熱のこもった文章になっています。
この本で語られている、ボローニャ市民の考え方、民主主義の考え方こそ、
今はやりの「まちづくり」なんたら・・・とか
「自治組織」なんとか・・・の構想にぜひ役立てるべきだと
(役立たせるではなく、ある意味自発性を持って)思うのですが・・