おまつりのあと

前出のスクナヒコノミトという神様が、
はるか湖のかなたから、豆のさやに乗ってやってきたという話は、
神様のお話で子供の頃読んだのですが、
その湖か?
といわれている堰が神社の近くにあります。
でも人造湖のようなので怪しいのですが・・・

東松島市役所鳴瀬庁舎の裏手にあります。

隣は、特別養護老人ホームです。

奥には、産業廃棄物処理場があります。

水鳥がのどかに泳いでいますね。

さらに自宅方面に歩き続けると、

欠け山(がけやまと、じもぴーは呼ぶ)の墓地に出ます。

そこに桃の花か杏の花か

とてもきれいなピンクの花が咲いていました。

じっくり一時間半コース、

途中神社の役員さんにお煮しめなどをご馳走になりながら

楽しい行程でした。

 

神社のおまつり

北部地震の後、初めて三輪神社のお祭りに行きました。
場所は、国道45号線沿いの石巻に向かって左側
東松島市小野の入り口になります。
もともとは、日本書紀に出てくる小さな神様
スクナヒコノミコトが、豆のさやに乗ってたどりついたところ
というような逸話があるところ。
スクナヒコノミコトって知恵の神様です。
赤い鳥居があるので、お稲荷様でもあります。
ですから、お年寄りは、狐の好物の卵と油揚げを持参します。
結構高いところにあり、がけを上るような状態でした。
手すりが整備されていたので何とかお年寄りでも登れます。
ちょうど桜が満開でした。

村祭りの雰囲気でていますね。

軽トラックが心憎い・・・

 

野外展覧会

石巻市の日和山公園で
JK所属の「びじつぶ」が他校の「美術部」とともに
野外展覧会を開催していたので見てきました。
初めて行って来ましたが、展示の仕方が
適当でおもしろく、楽しんで来ました。
 
松の木からぶら下がった粘土細工・・・
 
樹木の根元に展示されている絵画の数々・・・
 
JKは、色紙にバースディカードを描いたのだそうで・・・
モデルは友達のギャル男クンです。
 
桜が本当にきれいで、100%全開状態でした。
ギャラリーも多く満足したことでしょう・・・

いまさら夏目漱石

夏目漱石を読んだことがありません。
中学校の教科書に「坊ちゃん」が掲載されていたのを
少しかじっただけで、全編読んでません。
うちには、私の祖父が買った「漱石全集」全30巻がありますが
文語体なので手をつけていません。
 
このたび、高校三年になるJKが冬休みに読めと
宿題を出されたらしいのは「こころ」でした。
 
しぶしぶ読み始めたJKがいつに無く熱中し、
一週間ほどで読み上げた挙句、
「これは絶対読んだほうがいいよっ」と私に差し出しました。
 
なるほど読めばやめられない本でした。
 
昔からずるい私は、本を読まずして、
国語の便覧などを参考にあらすじは一応抑えています
だけどやはりこれけは読むべきでした。
 
全く気取りのない文体、しぐさや気持ちが
手に取るようにわかる細かい描写
 
やはり100年読み継がれてきたものは
本当にいい本ですよね。
 
ちなみにJK春休みの課題は
島崎藤村の「破壊」でした。
やはり10日くらいで読み終えていました。
「おかあさんいい本だよ~」と言っていますが・・・
 

 

井上ひさし吉野作造を語る

というわけで、大崎市で開催された講演会に行って来ました。
じつは井上ひさしの大ファンですから・・・
場所は吉野作造記念館で聴講無料でした。
土曜の午後ということもあり、限定200席は超満員。
この講演会は、井上ひさしが名誉館長をつとめていることもあり、
なんと17回目なのだそうです。
 
内容は、吉野先生が著した、随想録の中から
「なぜを何度か繰り返すと、物事の真髄がでてくる」
という話と
「自分の心の中に傍観者をもて」
といったことでした。
 
井上さん自分が脚本を書いた舞台「武蔵」の話を含め
実に二時間半、良くしゃべりました・・・75才ですって。
現在は憲法9条の会などに参画していて、憲法擁護の立場から
いろいろしゃべっていきました。
それと喫煙者として
自分はタバコを吸って国鉄時代の負債を払っていますと。
 
しかし、博識です。政治の話、税金の話、先物取引の話。
でも、一番面白かったのは、武士が人を殺す条件というところです。
武士が人を殺めるときは、理由として
「相手が賊軍(官軍ではない)」とき、「こいつを殺さなければ、何人かの人が死ぬ」ときだったそうで、
しかも前提として、自分は道徳的にあいてより上にいなければならなかったのだそうです。
即ち、「無欲で、威張らず、怒らず」といった条件を満たしていなければならず
そのため太刀を抜いたらまず自らに刃をむけて、自分の「悪」を切った事にする。
それから相手に刃をむけたんですって。
時代劇で、チャキッと刀をひねりますよね。あのしぐさがそうなんだって。
 
 
吉野作造とは仙台一高の先輩後輩の間柄なのだそうです。
共学化を憂いていました・・・
古川地方は桜も三部咲き
素敵な土曜の午後でした。
↑吉野作造記念館
近くの公園 ↓
記念館のオブジェ ↓ つけもの石か???
 

 

サボテンの植え替え

サボテンから子株がいっぱい出て着ました。
叔父が使用していたガラス保存ビンに
植え替えてみました。
 

あと、大き目のビンがあったので、ハイドロボールを入れて

観葉植物を入れました。

うまく根が付くといいのですが・・・

そしてコレは美里町の物産館で購入した、

ビオラです。

黄色の部分にドラえもんの髭のような模様がカワイイ・・・

お寺でクラシック

何年か前から誘われていたのですが、
ようやく足を運びました。
場所は石巻市渡波の日蓮宗法音寺
午後一時から約一時間のコンサートでした。

演奏は、小森谷泉氏と弟の巧氏でピアノとバイオリンのデュオということでした。
 
お寺の全景です。
本堂は総ヒノキづくりなのだとか・・・
150名限定なので
アットホームな雰囲気でした。
曲目もわかりやすく短めなものばかりでした。
何しろ山のお寺なのでカメムシが多く、
演奏中に、バイオリニストのズボンにすがったり
足元に落ちてきたりで、ふみつけやしないかとハラハラ。
スタッフが、ペットボトルで曲の合間に捕獲!(さすがに殺生なことはしませんや)
 
↑どうですピンボケですがいい雰囲気でしょう。
最後にバイオリンの弓を勢い良く引いたら、
ちょうど天井からぶら下がっている釣鐘にぶつかったりで
いろいろ楽しいコンサートでした。
ちなみに、ブログの曲目も今日にちなんで
ベートーベンの悲愴第2楽章にしたのですが・・・
 
演奏後は、ご供養として
庫裡でパンとコーヒーをごちそうになります。
夜はワインとパンですって
お寺なのにキリストかっ!
実はパンもコーヒーも大変おいしかったスマイル
 
←でもこの道案内の看板・・・ビミョウ・・・