イメージについて

小学生の頃、祖父母の家に長いこと滞在すると、暇なので叔母の使用した高校の美術の本などを読んでいました。

ダヴィンチやキリコ、古今東西、和洋を問わずいろいろな絵を見て楽しんだつもりですが、

考えてみれば、いわゆる写実的な絵画しか見ていなかったのだと思います。

たぶん、ピカソとかブラックなどの絵画もあったのでしょうが、「解らなかった、接しようとすらしなかった」のです。

では今は解るかといえば「解らない」と思います。

ただ、なんとなくいい。とか、いやな感じが癖になりそう。とか、目から直接感じるものが今はあるということです。

たぶん頭を通さずに・・・つまりこれは何であるか、と考えることなく感じる。

絵画や音楽はそういうことでいいんだなあ、と思ったりします。

カンディンスキーの「全体」という絵画が何となく好きです。東京の国立近代化美術館でみました。

カンディンスキーこの絵は、叔母の美術の本に掲載されていたような気がします。その時は何とも思わなかったのですが、今は好きです。

何がかかれているとか、制作の背景とかそういったことは知らないけど、自分なりにイメージが膨らみやすい絵画だと思います。解釈が違っていてもいいんだという割り切った考えでもあります。

ちなみに古賀春江の「海」も気になる作品の一つです。

こがこれは何といわれて、単刀直入にしか答えられないような絵画ですが、やはり何となくいいですね。理解しなくともよい、と私は思います。

音楽となるとこれまたクラシックの蘊蓄などを語りたがっていた時分がありましたが、やはり、流してみて今の自分の気持ちにしっくりくるものがいいのです。

だからこの頃はあまり音楽を聞きません。うるさく感じることが多いからです。

余談ですが、運転中も音楽が聴けなくなりました。集中力が切れます。

 

美の巨人たち

アンドリューワイエスの松ぼっくり男爵をやっていました。

震災前の年、山形県から福島にJRで下ってきて(本当に高いところから降りてきたのです。)

福島県立美術館を見た時、この絵がありました。

ワイエスといえば、クリスティーナを描いた絵が好きでしたが、

この絵は人物がなく、なんかつまらないなという印象でした。

ただ落ちた松の葉の影まで描いてて、

日が長く陰っていくのが一本一本の影に現れているなあ・・・細かいなあ・・・

まつ

 

残念ながら、ほんとに最後の数分しか番組を見ることができませんでした。

番組の内容は、ヘルメットに関することのようでしたが・・・

拡大した松葉の影や松ぼっくりの影をみると、今はなんかほっとするような気がします。

たぶんあるべきところにそれがある、というイメージです。

イメージについて、実はこの頃考えることがありましたが、またあとでアップします。

裂き編みをやってみた

裂き編みで、ミニマルシェバックを作成しました。

結構これが生地を使います。

布目に沿って3センチ幅に裂いていきます。

10号のかぎ針で細編みで編んでいきます。結構力がいるのでぐいぐいと・・・

だいたい裂くのに30分、編むのに1時間です。

DVC00015.JPG

この頃のボクちゃん

実家のボクちゃん、雨ふりが続いて部屋を汚すので、外に出られません。

外の様子が気がかりのようなので、母が、段ボールを重ねてその上に小さな椅子を設置しました。

椅子に登れば窓の上部から外を見ることができます。無理やり椅子から落とそうとすると、背もたれにしがみつきます。

その様子が滑稽・・・

 

DVC00057.JPG