在日

テレビでおなじみ。東大教授である姜尚中(かん・さんじゅん)さんの自叙伝です。
熊本県の在日の人たちが住む村で生まれ育った姜さんが、
日本にいる韓国人という壁を乗り越えることができた部分とは何なのか
祖国が二分された時の嘆き
朝鮮戦争後取り残された在日の人々の暮らし
読むほどに、自分の認識不足をしらしめられます。
 
いつもニヒルでメディア向きでないようなのに
メディアに出演する理由もうなづけました。
 在日
しかし姜って漢字を変換するのに
生姜といちいち打っている私・・・
 
 

うのはな

 

 

先日、友人の家にいったところ、バラの花が庭一面に咲いていて見ものでした。

コーヒーをいただいて失礼しようとしたら、垣根の花を指して

「この花なんだかしっていますか?ライラックにからまっちゃっているからいつも短くカットするんですが

結構きれいなんですよね。」とのこと・・・

枝を折って持ち帰り、家の「四季はなごよみ」という本でしらべたところ、卯の花である事が判明いたしました。

夏は来ぬ・・・ですね。早速メールで教えてあげました。

おばあさんと「なつぅは~きぃぬぅ~」と唄っていたら、古典オタクの娘が

「ねぇねぇ。夏は来ぬの「ぬ」は、完了の助動詞の終止形で、打消しの助動詞の連体形ではないの・・・

その理由はキヌと読むかコヌと読むかで違っていて・・・云々」

風情が吹き飛ぶ話を聴かされました。

P1030528   P1030530 枝には薄毛が生えています。

ほのかな香りに蜂がたくさん寄って来ていました・・・ご用心。

大人がいない・・・

清水義則著 ちくま新書
 
ここで述べられている「大人」とは、身体的な大人ではなく、精神的な大人のことです。

近年の日本は、経済大国であるがゆえ、楽して暮らせるならば(精神的に)成長しないくとも良い

という人々が増殖している、といった内容。

ここで引き合いに出されているのが、ウーパールーパー。

この生物は、あまりの環境のよさで、進化を忘れた胎児状態(ネオテニー)なのだそうです。

清水義則の文章がいいなと思うのは、「大人でない」ことはけっして悪いことではないという

観点からも論じられているところです。

日本のアニメ、フィギュアなど世界に誇れる物モノは、そういった文化の中から育まれていったのは事実です。

漫画などたしかに今読んでも面白いもの・・・

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コンテンツ事業振興法案なんていう法律があったのもこの本を読んで知りました。

アメリ

 
 
以前から観たいみたいと思っていたのでレンタルしました。
というのも、映画より先に同名のCDサントラ盤を購入したからです。
大変素敵なアルバムだったので、是非画像でも見たいと思っていたらやはり素敵な映画でした。
まず、内容的に主人公の気持ちがよ~くわかるっ。
次にパリの街が大変素敵に映し出されている。
カメラのアングルがなかなか近頃ではお目にかかれないものだ。
脇役がいい味出している。
いい映画見ましたって感じです。
多分何度観ても飽きないかも・・・
サントラの曲がなんともフレンチ。
アコーディオンとトイピアノがメインに使われていて
雨の日の日曜日などに聴くといい気分になれそうです。
 
あめり