湯島の天神様

千代田線に乗って、湯島天神に行ってきました。
 
ご本殿は思ったよりこじんまりとしていました。冬場は受験生でにぎわうのでしょうね。
 
回廊の灯篭が面白く、お約束どおり梅の印の裏に、なんと十二宮の星座がついてました。(神様と星座って何か関係アンの?) 
 
こま犬の台座も梅の模様・・・
 
鳥居の根元は梅の五つの花びらのかたちに分かれていて、五つの方向に各々こま犬の頭が付いていました。
 
お参りよりも路上観察会してきたようです。
 
 

よもつひらさか往還

倉橋由美子著 講談社文庫
 
主人公が訪れるカクテルバーから展開する非現実世界の短編15話。
 
各編に出てくる女性が、浮世離れしていて(或るときは機械仕掛けの、或るときは南国の腐った果実の中身のような・・) 姿としては想像することができないけれど、なんとなく五感で認識出来るようです。
随所に出てくる漢詩や短歌が効果的な使われ方をしています。
 
「ぼくを探しに」の翻訳で有名な著者は、「星の王子さま」の翻訳も手がけ、近年逝去したとのこと。
 
簡素で流麗な語彙が豊富な作家だと思います。
 
ちなみに「よもつひらさか」は古事記に出てくる坂の事だそうで、「黄泉比良坂」と書くそうです。文字からしてあの世とこの世の堺の坂?
 
この本の装丁がまたいいんですねぇ・・・拡大してみてください。

ベルガモット

どなたからいただいたのかすっかり忘れてしまいましたが、
庭にベルガモットが咲いています。
 
はじめはアザミ系の花なのかな、と思っていました。紅花にも似ているし。
何か嗅いだことのある香りだなぁ・・・と思い当たったのが
カクテルのドライマティーニでした。
それとアール・グレーの紅茶のエッセンスのような香りもします。
 
夏の花壇に落ち着いた赤が映えます。
 
 

SERENAとの別れ・・・

とうとう13年乗り続けた、愛車セレナ
寿命が尽きました・・・
 
以前からダイナモの調子がおかしかったのですが、
なだめてすかしておだてて乗っていたのです。
シャシの下部は融雪剤のためかなり錆びついていました。
 
それが今日ラジオやら計器やらがすっかりいかれてしまいました。
 
ニッサンのお店に行って新車を購入する事になりました。
(おもいがけないお買い物ですからねぇ)
 
グレードからして、ニッサンNOTEにしました。
色はユーカリ・グリーンです。
このブログの縁取りの薄いほうの緑と似ています。
 
納車が楽しみです。(ちなみにいまどきの車って鍵がないのね。ロック用のリモコンがあるだけなんだけど電池切れのときはどーすんだ?)

かなりキタ~っ!

金港堂ブックセンターで、買おうか、買うまいか迷っていたCD。
レンタルショップで見つけて借りました・・・・
 
思っていた通りの妖しげな音楽・・・・
 
内容は、インドの民族楽器シタール(弦楽器)とタブラ(打楽器)による
延々75分あやしい旋律が奏でられているというもの。
びぃよよぉぉぉ~~~ん・・・びぃよよぉぉぉ~~~ん・・・75分・・・
トリップ度100パーセント!ついついお香を焚きたくなります・・・・
 
何枚かのシリーズになっておりまして
ライス抜きっていうのは、歌なしっていうことだそうです。
歌つきになるとBollywoodすなわちインドの映画音楽になってしまうみたいで
このCDが一番インドインドしているみたいです。
ウ~ン 今夜はカレーだ。
 
 

ニュー・サディスティック・ピンクのこと

今日、7月1日はニュー・サディステック・ピンク(N・S・P)のリーダー
であり、メインボーカルの天野滋くんの命日です。
ローカルラジオでは、代表作のなかから「歌は世につれ」を流していましたし、  
今月は命日月間で特集を組むとのこと。パーソナリティーは多分私と同年代・・・
amazonでレビューを読む。
素朴、青春の一ページ、私が高校時代・・・、受験勉強しながら聴いたラジオから・・・
などが共通のキーワードだ。(そしてなぜか天野さんでなくて「天野クン」と・・・)
 
個人的に素朴という点で一押しの曲は「風信子」
初めて聴いたのは「十七歳の詩」
すっぱくなってしまうのは「砂浜」と「白い椅子の陰」
ビジュアル的にちょっと良かったのは「遠野物語」
 
題名を聞いただけでフルコーラス歌えちゃうという世代なんだなぁ