うちのおばあさんが、「くじけないで」を観に行くというので、
では我々も、ということで「清須会議」を観に行きました。
豪華なキャストです。今回特に鈴木京香のお市の方がいい味出しまくりです。
役所広司の柴田勝家も良かった。朴とつで、郷愁をそそります。
この映画の柴田勝家は、織田家に従順に仕えたのですが、
秀吉に、「世の中が変わって新しい指導者が求められる、自分の出番は今後あるのだろうか」と問い「無い」と言われます。
なんか、中高年サラリーマンにつながって悲哀すら感じます。
おとーさん、会社に従順なだけのサラリーマンや熱血系はお払い箱なんですねぇ
お市の方の鈴木京香は、秀吉に恨みを持っていて、柴田勝家と婚姻を結ぶということになっていますが、
「私にできることはそれくらいしかない。」と。
つまり女性として、秀吉への抗いの気持ちを伝える手段としての、ということだと思います。
でも、中高年OLにも通じる言葉。若い女性たちは英語も堪能でパソコンも上手い。
「私にもできること」を探している自分が脳裏をかすめます・・・
余談ですが「丹羽長秀」。今回小日向文世が演じていますが、なんと肖像掛け軸にそっくりです。検索してください。