まざーうぉーたー

小林聡美・もたいまさこらが出演する ホッコリシリーズ

で、いつもはDVDを待っているのですが、たまたま

同行者のジュビロ磐田×ベガルタ戦観戦している間の暇つぶしで

一人映画鑑賞をしました。

仙台フォーラムで・・・(初めていきました)

封切のとき 小林聡美と市川実日子と加瀬亮が

舞台挨拶にフォーラムに来たらしい・・・

えっ、こんな狭いところでご挨拶???

ではさぞかし満員御礼であったことでしょう・・・

えいがの舞台、今回は京都です。

夏に行ったこともあって、ロケ地はどこかよーくみたら、

下鴨神社付近、北大路高野界隈でした。

小泉今日子がかわいい。もたいまさこのセリフがいつに無くおおい。

そして毎回感心しますが、食事が大変おいしそう!!!

フードコーディネーター飯島奈美さん、普通のご飯をおいしく見せていますね。

糸井重里ほぼ日のサイトでも紹介しているようです。

内容は、ズバリ!!!  シンプル・イズ・ベスト

毎日毎日シンプルな生活をいかに丁寧に暮らすか、

だと思います。

たとえば、水割りの作り方、珈琲の入れ方、豆腐の作り方

とりたてて贅沢な食事をしているわけでもなく、素敵な衣装を着ているわけでもない。

毎日同じ所作の繰り返しなんだけど手抜きすることなく

丁寧に行うということなのかな。

ただ・・・もたいまさこ、左利きですね、箸の使い方がぎこちなさげに見えちゃう・・・

もののはずみ

堀江敏幸のエッセイです。

堀江さんは早稲田大学の教授でフランス語の翻訳をなさっています。

年は私とほぼ同じ。出てくるお菓子の名前や電気器具になじみがあるのもそのせいでしょう。

内容は、フランスの蚤の市や下町の骨董市で購入したものたちについて

写真入りでそれぞれへの思いがつづられています。

「ものたち」は、菓子のおまけのおもちゃや、軍人の使ったトランク、ボタン、不ぞろいの人形など・・・

言葉が上品です。華美でなくシンプルな表現で。

というか多分著者の性格なのでしょうが、読んでいて、うっとりします。

時間の流れを実にうまく掴んでいるというか、(決して合理主義とかでなしに)

生活の中における道具一つ一つの位置づけがしっかりしているというか(利便性を追求しているのではなしに)

こせこせしていなくて、とても好きなエッセイです。

この本を抱いて、おそ松クンのイヤミーみたいに

「るろろろ~~枯葉よ~」と踊ってみたい(笑)

GOSICK

桜庭一樹のミステリシリーズです。

RPGロールプレイングゲームのための書き下ろしっぽい感じでしたが

キャラクターの設定がなかなか面白く、あっという間に読みきってしまいました。

トリック的には新鮮味が無かったのですが、構成が緻密です。

描写も、主人公の服のフリルの質感まで漫画の画面として思い浮かべることができそうで、

コミック好きな方には手っ取り早く読めて楽しいライトノベルズだとおもいます。

ま、お約束どおりの展開かっ・・・みたいな。

漫画は好きだけど小説はちょっと・・・という方にお勧めなのかもしれません。

外国向けノベルズのほうが表紙がかわいいです。