時へのパスポート

E・L・O(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のアルバム「TIME」は私が高校生だったころに流行したアルバムです。

当時シンセサイザーを駆使した音楽が出がけで、YMOやクスコ喜太郎などなど多くのアーティストが出現していました。

私は姫神せんせいしょんなんかが大好きでした。

ELOを初めて聞いたのは、オリビア・ニュートン・ジョンが主演する「ザナドウ」という映画の主題歌です。もちろんサントラ持っています。

機械的ではなく、ザナドウもそうですが、ちゃんと曲筋に抑揚があります。そして盛り上がりがすばらしい・・・

このアルバム「TIME」は宇宙旅行をする時代の様々なたぶん宇宙空間でのシチュエーションを一つのアルバムにしたもので、特に一曲目のTwilightはこの頃では「電車男」の主題歌として久々に登場しました。

ずいぶん前に、今は亡きNSPの天野君がFMでDJやっていて、(その時彼はもう唄は歌っていなくてどこかのレーベルの会社を立ち上げた頃だったと思いますが、)このアルバムをかけていました。私は10年ぶりくらいに聴いて、鳥肌ものでしたので、すぐさまCDを購入したものであります。

確か邦名が「時へのパスポート」ではなかったでしょうか?

少し気の重い朝のBGMとして、モチベーションを保つために今もちょくちょく聴いておりマス・・・

私のお父さん、その後

o mio babbino caro プッチーニの私のお父さん・・・

原語の譜面を見ながら、サラ・ブライトマンとマリア・カラスのCD聞きながら歌っております、通勤の車中・・・

音とりとイタリア語はほぼバッチリ!巻き舌の発音も滞りなくこなせるようになりました・・・

あとは譜面に忠実にプレスの場所を間違えないように歌うこと。

先日先生の伴奏で一度歌わせていただきましたが、アリアって主導権を取らないと歌えないことを痛切に感じました。

伴奏を気にかけていてはだめ。適当に伸ばすところもこちらがリードしなければうまくいないんですね。

コーラス、今日の課題

コーラスに行きました。

さっそく先生から、イタリア語の歌詞の書かれたプッチーニの「私のお父さん」の楽譜をいただきました・・・

「はい、どうぞ。おぼえてくださいね。」

「・・・がんばりまっす」

 

みてみて。上のA♭まであるっ! ↑↑

「さあ、今日は新しい曲を覚えますよーみなさんNHKで歌われているこの曲を聞いたことがあるでしょう?」

先生が持ってきた新しい曲は、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」です。

「わあっ。この歌大好きぃ。」とか「いい曲だよね」とかみなさんうれしそう・・・

でも歌ってみると音域が広い・・・考えてみればあれだけたくさんの人たちがワンフレーズずつ歌っているのだから音域広くてもカバーできるんですよね。

低音は下のAから上はFまでです。また、楽譜が久々のコーダ・ダルセー ニョ乱発のもので、めくるのが忙しい。

「やはり、この歌だけは歌わないとね。いろいろな記念の歌とか、こういった何かのきっかけでできた曲は長い間歌われ続けるものです。虹と雪のバラードとかね。出来た暁には全員でガーベラ持って歌いましょうか???」と、先生。

みょーに納得するメンバー・・・

むむむコーラス、この頃やりがいが出てきたぞー

たまたまお借りしていたCDがあったので、練習に使わせていただきました。助かりました。

やはり森公美子の声はきれいです。秋吉久美子は変です。加藤茶の声もなかなかいい味出しています。

新沼謙治も捨てがたいな。

先生はスコアを780円で買ったそうです。「やや高めですが義捐金も込みこみなんでしょうね。」

本当にいいプロジェクトだと思いました。

 

コンサートの顛末

先日近くのセンターで、うちの事務所主催のコンサートが開かれ、80人くらい入場してくださいました。

内容は、ソプラノの先生とバイオリン・チェロを弾く娘さんたちによるものでした。

とても素晴らしい独唱で、選曲もよく、なじみのあるものばかりでした。

コーラスの先生がそのコンサートに来てくださったのですが、

「今日の曲目の中に私の大好きなものがある」とおっしゃっていたので何かな、とは思っていました。

さてさて、今日は私のコーラスの練習日でした。

先生に先日のお礼を述べると、

プッチーニのアリア「私のお父さん」が、とても大好きであるとのこと。姪御さんの結婚式で、旦那様になる方がユーフォニウム奏者だったらしいのですが、先生のピアノに合わせてこの曲を式場で演奏したのだとか・・・

先 生「伴奏がとても難しい曲なのです、久々に練習をしてみようかという気持ちになりました。」

わたし「それはよかったですね。」

先 生「ところで、このアリア、あなたの声によく合うと思うのですが、歌ってみませんか。」

わたし「えっ、イタリア語ですよね。」

先 生「なんとかなるものですっ。私も練習しますから、あとで譜面をもってきますっ。」

わたし「ものが覚えられなくなってきているのですが…」

先 生「皆同じです。」

 

というわけで、YOUTUBEでサラブライトマンのコンサートをきき、日本語訳(というか日本語でイタリア語の発音をかいてあるもの)のサイトを写し、なんとか8小節まで今夜は進みました・・・

サラブライトマンはライトクラシックとこの頃分類されているようで、マリア・カラスや森麻季と比べるとポップスジャンルに近い感じです。

「オーミオ バビーノ カーロ 、ミーピアチェエベロ ベーロ」最後まで歌えますかどうか???

 

 

春のアルパ演奏会2

先日のアルパ演奏会の感想を、ルシア塩満さんのHPの掲示板にupしたところ、ご丁寧なお返事をいただきました。

また、このコンサートを支援した地元の人が私の投稿をみて、大変うれしがってくださり、お電話をいただきました。そしてさらには、パラグアイの織物まで頂戴しました。

先日のコンサートのときに着装していた民族衣装と同じ織物です。

あまりにもきれいなので、額装してリビングにかけています。

 

 

 

春のアルパ演奏会

近所の小学校に被災者慰問のため、アルパの奏者が来てくれる事になり、行って見ました。

アルパは南米パラグアイ生まれの ハープ です。 オーケストラのハープと違い、半音のペダルがないので、山に弦を押し付け半音階を作らなければならないので難しいらしいです。

アルパのCDを一枚持っているのですが、コーヒー・ルンバ くらいがメジャーで、後はなじみがなく、あまり期待せずに行きました。演奏するのは日本のアルパ奏者の第一人者 ルシア塩満 さんです。

お話を聴くと、もともとパラグアイに住んでいたらしく、民族衣装のニャンドゥティードレスも素敵に着こなしていらっしゃいます。大使館に演奏に行ったりするそうです。NHKのドラマのテーマソングも手がけていたとか・・・

奥のほうが ルシアさん、手前の方はお弟子さんの佐々さんです。

気さくな方たちで、休憩時間にドレスを触らせてくれたり、楽器を紹介してくださいました。

一緒に来た男性奏者はギター、チャランゴ、ケーナ、サンポーニャ何でも南米モンはOKの方々・・・

かなり有名なフォルクローレ奏者のようでCDもずいぶん参加していらっしゃいます。

パラグアイの曲もいいのですが、やはり私は男性が演奏していたボリビア系の音楽がとても良かったです。パラグアイは楽曲もスペイン ポルトガル系ですが(コーヒールンバや、カスカータといった優雅なセレナーデ調の曲、サルサっぽいものなど)、一方ボリビアはインディオの曲(コンドルは飛んでいくなど)といった感じです。特に「大いなる河」という曲は、アルパと二本のケーナ、サンポーニャが素敵な雰囲気をかもし出していました。

最後のほうに小学校の校歌を演奏してくださいました。

アンコールは「花祭り」すばらしかった。 「アルゼンチンの曲ですけどね」というコメントを忘れずに言っていた。

南米の音楽事情は詳しくないけれど、 私たちが日本の音楽と中国や台湾の音楽が微妙に違うのが理解できるように 、パラグアイ音楽を演奏する人から見ると、ボリビア、エクアドル、ペルーの音楽、アルゼンチンの音楽って、 まったく別のものなんでしょうね。

とても素敵な二時間でした。

らんだらんだ

Pia-no-jaC

ピアノジャックのCDをお借りしました・・・このアルバムで6枚目かな

ピアノ一人とパーカス一人で迫力ある演奏を展開しています。

相変わらず乱打乱打ですごい迫力でしたが、今回のCD入っている「雪月花」と言う曲はちょっと久石譲を思わせるものでした・・・ま、京都福寿園の伊右衛門のBGMのようなゆったりとした曲でした。

たまにゆったりとした曲でも弾かなけりゃ、 ピアニスト指がもたないよぉ・・・・

ジャケも毎回素敵です・・・

このジャケも、懐かしのエンヤのCDオリノコ・フロウを髣髴させる斬新なデザインですね。

ベートーベンピアノ協奏曲第5番

「皇帝」ですね。

先日ラジオで聞き、大変気に入っちゃいました。たぶんそういった心境だったのかしら。

以前からちょくちょく耳にしていましたが、私はあまりベートーベンってメジャーすぎて聴かなかったのです。フジコ・へミングブームのときも聴かなかった。たぶんベートーベンだから聴かなかったのでしょうね。

でもラジオから流れるメロディーを聴いたらすごく気に入って、ウォークマンに入れて聴いてます。クラシックは聴くタイミングなんだなあとしみじみ思いました・・・

同じ日の夕方は、ラジオで森山良子の特集をしていました。森山良子、歌は上手だとは思っていましたが、息の長い歌手で、そこそこ売れていて、いまだに高音もきれいでうらやましいからほとんど聴きませんでした。特に「さとうきび畑」などは「ずいぶんもったいぶった歌い方だっ」と思って聴きませんでした。

でも、この日はちがうっ!!! コクリコ坂からのテーマを歌っていました。「さよならの夏」・・・とてもよかった・・・脱帽です。 で、すぐにmora~ダウンロードしちゃった。

節操のないお話でした・・・

ブラスの祭典

佐渡裕はこのところ押しも押されぬクラシック界の有名日本人指揮者ですが、

一方で、若手音楽家の養成、地方での本格的な音楽の普及活動に尽力しています。

私の高校時代の友人も傾倒していて、いちど石巻の演奏会を聞きに行った時

最前列で「さどさぁーん」という掛け声が彼女のものだったことをいち早く察知し、

即座にメールで存在を確認したのでした。

さてさて、このアルバムですが、ブラスの祭典シリーズの第3弾です。

1,2はさておきなぜ3枚目なのかというと、古のブラスバンドの課題曲が目白押しに収録されているからなのです。

たとえば4曲目の「吹奏楽のための第1組曲変ホ長調(ホルスト)」なんかは私にとって涙もの。

中学時代の課題曲なのです。

5曲目の「風紋」も息子が高校時代に定期演奏会で演奏した曲ですし。

シェナ・ウインド・オーケストラのさすがにプロの集まりだけあって一糸乱れぬ演奏です。

海上自衛隊音楽隊などとはまた違った 自由な雰囲気の楽団ですが、このアルバム集に

ついては、自己表現を抑え、楽曲に忠実に、コンクール課題曲だよ~んという感じで演奏しているのがありありとわかり

懐かしさとともにいろいろな場面が思い出される一枚でありました。

うーん。曲のチョイスが本当にいいんだなぁ