わたしを離さないで

イギリスの日本人作家、カズオ・イシグロの小説です。

カズオ・イシグロは幼少の時分に渡英したので、ほとんど日本語を話すことができないようで、当然英語で書かれたこの小説も翻訳家が介在します。

お話は、フィクションで、つい最近ごろの時代設定だとは思いますが、イギリスのどのあたりとかそういったことはわからないのです。

主人公とその友人を取り巻く特異な環境について、読み進めていくうちにだんだん述べられていくのが特徴です。すでに定められた運命を、主人公は  周りの環境とバランスをとりながら自然に受けいれていきます。

過去の施設での出来事について保護官に真実を教えられたとき、 主人公がアイデンティティーをどのように受け入れていくか葛藤するのですが、これもまた物語の設定が非常である所以です。

本当に心象が事細かに丁寧に 静かに かかれていて、自分のことのように思われてしまうのが不思議。

風景についても、自分が本当に写真でも見たっけ、と思うほど緻密に表現されています。言葉で風景を共有できるようです。

映画は今年の3月に日本でロードショーされる予定だったのですが、震災の影響か、見ることはできませんでした。絶対レンタルするぞー。

新刊本に、その本の映画化のCMが帯に写真付きで出ていたりすると、登場人物のイメージがもうすっかり確定してしまいます。今回もそうでした・・・

やけど

震災後、なかなかブログを投稿する気にもなれず

毎日津波と地震の話が取り巻く中、昨日やけどをしました。

やっと自分の記事を書くことができるんだぁぁぁぁぁっ

というわけで、

きのうの朝、ポットのお湯が熱いかどうか、手にかけてみました。嘘です。

カリタにフィルター入れて、直接マグカップにのせてレギュラー珈琲を入れるのですが、昨日に限ってペーパーフィルターがなかった。

そうそう、あの手があった・・・キッチンペーパーを三角に二つ折り、粉を入れてお湯を注ぐ・・・

するとサイズが合わないペーパーからお湯があふれて左手の親指と人差し指に珈琲の粉ごと降りかかりました。

何度かやけどはしましたが、今回は粉がまた熱かった!!

冷水に1時間ほどつけたものの出勤時間となり、保冷剤をあてがって職場へ行きました。

お昼近くになったらジンジン痛んできたので、外科に行ってみるとなにやら水ぶくれが出来上がっていました。

とりあえず炎症止めの軟膏による処置、後は包帯ぐるぐる巻きの刑です。

今日はお手入れに行きました。すると親指の間接部にカブトムシの幼虫大の水ぶくれが・・・

思わず『人間の皮膚ってずいぶん伸びるものなんですね。』

といったら看護婦さんとお医者様(女医)が「そうねぇ・・・」といいつつ、ピンセットでプチッと割りました。写真撮っておけばよかった。あんな水ぶくれ初めて見たもの。

夕方家に帰ったらおばあさんが反対側の手の同じ部分をやけどしていました。

電気ポットが悪いということになって、普通のポットに取り替えました。

Opera に変えた

いままで、インターネットエクスプローラー8を利用していました。

ここで、思い切って Operaというブラウザに変えてみました。

すると、結構早いかもしれない・・・

職場のうわさではGoogeChromeが早くて使い勝手がいいとか

でもGoogleってそもそも怪しい・・・やたら地域情報にこだわっているような感じ

Operaは画面もシンプルでバージョンアップを促したりしないような?気がします。

とりあえず、ブログ打っても以前のようにストレスは感じません