ゆるせないキャッチ

某大型ショッピングセンターの紳士服売り場で・・・

 

 なんかへんなかんじ

承ることが出来ません。が正解だと思います。

 

さらに県内大手温泉旅館の広告・・・

 時制が一致していません!!!

{温泉に入って元気が出ました。}か、{温泉に入ると元気が出ます。}だと思います。

どうも、こういうコピーフレーズはなじまないのです・・・性癖ですね。

わたりがに

今年は豊漁なのだそうで

いただきました、20匹。身がこんなに入っているのもめずらしい・・・

食べきれないのでチャーハンにまでしちゃいました。

ブラスの祭典

佐渡裕はこのところ押しも押されぬクラシック界の有名日本人指揮者ですが、

一方で、若手音楽家の養成、地方での本格的な音楽の普及活動に尽力しています。

私の高校時代の友人も傾倒していて、いちど石巻の演奏会を聞きに行った時

最前列で「さどさぁーん」という掛け声が彼女のものだったことをいち早く察知し、

即座にメールで存在を確認したのでした。

さてさて、このアルバムですが、ブラスの祭典シリーズの第3弾です。

1,2はさておきなぜ3枚目なのかというと、古のブラスバンドの課題曲が目白押しに収録されているからなのです。

たとえば4曲目の「吹奏楽のための第1組曲変ホ長調(ホルスト)」なんかは私にとって涙もの。

中学時代の課題曲なのです。

5曲目の「風紋」も息子が高校時代に定期演奏会で演奏した曲ですし。

シェナ・ウインド・オーケストラのさすがにプロの集まりだけあって一糸乱れぬ演奏です。

海上自衛隊音楽隊などとはまた違った 自由な雰囲気の楽団ですが、このアルバム集に

ついては、自己表現を抑え、楽曲に忠実に、コンクール課題曲だよ~んという感じで演奏しているのがありありとわかり

懐かしさとともにいろいろな場面が思い出される一枚でありました。

うーん。曲のチョイスが本当にいいんだなぁ

 

軍艦行進曲

軍艦マーチのすべてというCDを購入しました。国粋主義ではないのですが。

もともと吹奏楽をやっていたため、無類の行進曲好きです。

なかでも日本のマーチは親が口ずさんでいたこともあり 馴染み深い。

「守るもせむるもクロガネのぉ~」でおなじみの軍艦行進曲も好きな曲のひとつ。

一番すきなのは君が代行進曲なんだけど、メジャーなところでこのCDを買った次第。

26曲の「軍艦マーチ」画収録されています。

第1曲目は、盛岡第一高校の校歌。まさに軍艦行進曲そのもののメロディ。

その後延々と同じ曲がいろいろな演奏者によってかなでられています。

異色なところで、三島由紀夫指揮のもの 東海林太郎がうたっているもの、ミャンマーの軍楽隊の演奏

果ては寺内タケシとブルージーンズ、最後は極めつけ、チンドンヤの「軍艦マーチ」

やはり海軍軍楽隊演奏によるものは戦争ドキュメントなどのBGMとして使用されただけあり

聴き応えのあるものです。よくもこれだけ集めたもんだ。

朝に大音響で聴いて行きます。職場へ・・・

車の窓は開けられません、別の団体と間違えられそうなので。

連続殺人鬼カエル男

中山七里の推理小説です。中山作品続きますが、どれもお借りしたものです。

猟奇的な連続殺人事件、裏返せば単純な殺人作業から生まれたもの、

それをまた裏返せば単純さを操っているカモフラージュ殺人、

またまた裏を探ればマインドコントロールによる遠隔操作殺人・・・

最終的には元凶となっていた犯人が、単純な殺人作業により殺される。という

何がなんだか判らない説明になってしまいましたが、容疑者が二転三転して面白い作品です。

あっという間に読めちゃいます。

ただやはり昔堅気の推理小説ファンにとっては、結末をうまく終結させるため

設定に無理がある感は否めないところです。

 

しかし、この表紙すごく判りやすいですね、個人的には好きでないけど・・・

中山七里さん・・・このミステリがすごい大賞受賞したものの5冊しか出版していません・・・遅咲きですが、若い感性があふれていますね。(50代ですが・・・)

岬洋介のこと

中山七里の推理小説 「おやすみラフマニノフ」と「さよならドビュッシー」に登場する

・愛知県の私立音大の若手人気講師

・実は司法試験をトップで合格、ゆくゆくは父の後を継ぐ検事として将来を有望視されていた

・難聴のハンディを持ちながらも数々のコンクールに入賞

・教え子のまわりで発生する数奇な事件をあっという間に解決

という岬洋介氏。その設定だけでも出来過ぎ感がありますが・・・・・

小説の内容も、音楽のすばらしさを楽曲の解説を通して、理論だけでなく

感覚的にその良さを 書いていてクラシック好きな人だけでなく誰でもその世界に入り込んじゃうようです。

音楽の話と推理の部分のバランスもよくどんどん読めてしまう小説です。

推理小説としては両方とも、最後の最後にどんでん返しがあります。

しかもよく読めばヒントも作中にあります。

一方。その結末に持って行くために、

設定があまりにも「ありえない偶然」「発作的な行動」になっている気もします。

作者は調べたところ50才代の男性だということ。これからもがんばっていただきたい方です。

月の光とテクノポップ

ドヒュッシーの「月の光」を初めて聴いたのは、小学校低学年の頃でした。

こども音楽館という全集を買ってもらい、その中のピアノ小品集の中に入っていました。

たしかブルグミュラーのピアノ練習曲集などと一緒のレコードでしたか・・・

聴きづらいなぁという印象でした。テンポがとれず自由すぎる感じがありました。

それまで聴いていたクラシック音楽は4拍子、3拍子・・・と明確なリズムを刻んでいたのですが

これは違うっ というわけで、長い間ドヒュッシーを聞くことはなかったのです。

10代後半はテクノポップブームでした。シンセサイザーを駆使した楽曲が多く世に出されました。

YMO(イエローマジックオーケストラ)やELO(エレクトリックライトオーケストラ)などはアルバムを購入しましたし

クスコや姫神せんせーしょん(今は姫神になりましたね。)、喜多郎はレンタルレコードでダビングしました。

フックトオン・クラッシックというクラシックをポップにアレンジしたものなどもありました。

そんな中、冨田勲の「月の光」というアルバムを知り合いからお借りしました。

昔のイメージがあり、これもどうかな程度の気持ちで聴いたら、すごいっ!!

さすが世界のトミタだなと感動しました。(冨田勲といえば「新日本紀行」のテーマしか知らなかったけど)

夜、部屋を真っ暗にしてスリープタイマーで聴く、というのが 自分の中の 流行 でした。

前ふりが長くなりましたが、

今回の「月の光」は、弘前大学で民族楽器を研究し、津軽三味線サークルの顧問をしている 同じ「冨田」の晃先生が

スチールパンとグラスハープ の音色をコンピュータで解析し、作り上げたアルバムです。

何しろ一音一音シンセの音に変換しているので大変手間がかかっていますし、

全体的な構成、出来栄えもまあまあだと思いました。

でもやはり「勲」さんの方が音がきれいです。このアルバムの高音は、

グラスハープの良さを出そうとしているのは理解できますが、私は聴きづらかった。

ガラスを引っかく音に近かったのが残念です。

でも写真が素敵なので、ジャケ買いですかね。

冨田先生・・・弘前大学でのご活躍は素晴らしいもので、津軽三味線の普及のために一生懸命な方です。地方の大学にはこのような先生がいっぱいいるのでしょうね。実はこのアルバムの存在も地方の観光誌から知りました。