LILICUB

LILICUBはフランスのグループなのですが、多分男声一名女性二名なんだと思います。
全然プロフィールが分からない。なぜならば・・・フランス語で書かれているからでーす。
読み方も『リリキャブ』なのか「リリカブ」なのか・・・実はよく分からないんです。すみません。
 
大貫妙子のアルバムにちょくちょく参加しています。
 
フランスはパリの小じゃれた雰囲気がこのアルバムから醸し出されています。
なんか一昔前の日本の歌謡曲のテンポとノリ。
私が小さいときに聴いた「夢見るシャンソン人形」的なちょっとレトロな感じ。
 
もちろんフランス語の歌詞なので一体何をいっているのか分からないのですが、
かえって気構えることなく、グダグダ聴く事ができてイイ。
秋のドライヴにぴったりだな。
La 
 

千歳のトマト

千歳の親戚が、トマトジュースとトマトゼリーを送ってくれました。
 
トマトジュースは、無添加まるごと絞りでインターネットで調べてみると、なんと500mlで1500円もします。
とろとろしてすっぱみが少ないフルーツトマトを、原産地アンデスと同じ気象条件で育てた、のだそうで・・・
 
トマトゼリーはここ2,3年デパ地下で大流行ですが、コレは千歳の菓子店「morimoto」のゼリーです。
「morimoto」といえば「ハスカップジュエリー」が大変美味しいのです。でも、なかなか内地では入手できない・・・。
レモンの酸味が程よく効いていてゼリーというよりウイダーインの栄養食みたいな食感。
くわしくは下記HPで。P1020825P1020826P1020827
 
 
 
調子に乗って、トマトのお酒「La Tomato」を購入。トマトの味がしてなんとも不気味でした。ちょっと失敗だったかな。

写真集

市民文化祭に出展する写真を現像するため
カメラの○○ムラに行ってきました。
 
大変込んでいたので店内を物色していたところ、
簡単にできる写真集ということで、
Rephoto Bookという端末機がありました。
デジカメのデータを選択するだけで、オリジナル写真集が作れるというものです。
お姉さんに説明を受けながら作ってみました。
ベースカラーが選べて、編集はお任せコースもあり
(自分で編集しようとしたら、縦長の写真と横長の写真のレイアウトがうまくいかなかった)
表紙と背表紙には文字が入ります。
値段は、写真12枚分で980円。2枚追加するごとに加算料金がかかります。
端末から注文して仕上がりは約二週間後。
P1020805   P1020806
デジカメでどうしても消したくないデータでROMに落としたままでは
なかなか観ないからもったいない、という写真をプリントするのもいいかも。
 

めがね

http://www.megane-movie.com/ (公式サイト)
小林聡美ほか、もたいまさこや市川実日子などいつものメンバーが出演する映画です。
荻上直子監督「かもめ食堂」がよかったので、観に行きました。
 
毎日朝起きて浜辺で「メルシー体操」(もたいまさこ演じるさくらさんが指導する)やって
朝ごはん食べて、海見てたそがれる。昼にはカキ氷食べて海見てたそがれる。
午後はビールなど飲みつつ海見てたそがれる。晩はビール飲みながらバーベキューなどして
たそがれつつ寝る。
という大変うらやましいのか、苦痛なのか分からない生活を通して、
一体何を語ろうとしているのか分からない。いや、むしろ分からなくて良い映画です。
 
加瀬涼演じるヨモギ君が、(どうやら小林聡美の教え子役らしい?)
ビールを飲みながら、皆がこれまたビールを飲んで海見てたそがれているところで
ドイツ語でなんたらと詩を朗詠するシーンが大変ステキでした。
どうやらその詩の内容は「ここにすべてがある わたしはここにいる」という事らしく、
最後に流れる大貫妙子のエンディングテーマの歌詞をドイツ語にしたものらしい。
 
人間目線で映し出され、華美なものも絶景もなし。出演者の視線も海をみている。
ストーリー的に全然抑揚がない。
でも、なんとなく忙しい時にほっとため息をつくようにして観ていただきたい映画でした。
 
先日までNHKの「サラリーマンNEO」のエンディングにウルフルズの「ええねん」がかかっていました。
それに合わせて、巷の人々に「○○がええねん」の○の部分を書いてもらったのが映し出されます。
結構「酒が飲めればええねん」とか「楽しく暮らせばええねん」とか・・・けっこうあたりまえなんだけど、
でも本当はそこんとこが自分のしあわせっていうか、案外望みって身近なものなのかな。
 
ちなみに薬師丸ひろこはおもしろかった。ある意味異色キャラ。
 
 

テルミン

テルミンって電子楽器の元祖です。
ロシアのテルミン博士が開発しました。
 
学研が出版している大人の科学の付録でした。
組み立てに10分かかりました。
チューニングに3分かかりました。
音を探りあてるのに15分かかりました。
 
演奏方法は、はっきり言ってアンテナに向かって、ガッチョーンというポーズをとる。
アンテナに近づくと高音程になる。
アンテナを震わすとビブラートがかかる。
空気を演奏している、って本当にそんな感じです。
 
わっかるかなぁ、この曲。(母演奏)
ドボルザークでしょ。家路。(娘答える)
なんとなくなんとなく・・・の世界でございます。

せんくら

せんくら2007に行ってきました。
仙台青年文化センターの6日(土)の公演です。
 
せんくらって去年あたりから始まったみたいですが、総勢100名にものぼる
出演者と101のコンサートを仙台市内4会場でチョイスしながら観ることができます。
ひとつのコンサートがどれでも1000円です。
 
趣旨はお客様の目線で選んでいただく、という事なのだそうです。
例えば主催者が「今回は○○と××交響楽団によるオールベートーヴェンプログラム」という風な
テーマを与えるのではなく、「時間的には45分単位でみじかいものの、一度は聞いたことのある曲を入れる。
安価にして何公演でも聞く事かできる。出演者によるワークショップや曲の解説を増やす。」などの点に力を入れているようです。
 
今回私が聴いてきたのは、スカボローフェア~心に残るイギリスと日本の歌~
波多野睦美(メゾ)とつのだたかし(リュート)による演奏でした。
波多野さんもつのださんもずっとファンでしたので、大変緊張して臨んだせいか、筋肉痛です。
 
パフォーマンス広場の120席でしたので、ほんの数メートル先で唄っているのが聴くことができてよかった、
というのも、そもそも波多野さんは、古典歌謡が専門ですから、
シチュエーションとしては、どこかの貴族のサロンで
吟遊詩人が弾くリュートやチェンバロの伴奏で歌う、という感じなのです。
オペラ歌手などと発声方法もちがうのでしょうね。
大変上品な女性でした。
つのだたかしさんも、寡黙に伴奏に徹していました。職人さんって雰囲気。60才なのに指きれいだったし。
 
リュートの音も大変静かで、決してメインになることなくつま弾かれていました。
私は、楽器中央にあるロゼッタという浮き彫り部分がよく見たかったのですが
譜面台で見えなかった、残念。ロゼッタの説明は下記サイト参照下さい。
CDでは感じとる事のできないもの、実際の音量とか、表現、表情などが
古代歌謡では大変重要なものだという事がわかりました。
シェークスピアの演劇などのイメージなのですが、
おそらく曲を歌いながら演じるスタンツなどの要素も含まれて演奏されていたのでしょうから。
 
曲目も、波多野さんが出演する五つのプログラムから、
主催者の思惑どおり、私が聴きたいものをセレクトさせていただきました。
大満足でした。
 
来年もまたやるのでしたら、綿密な予定を立てて一日掛りで聴きたいですね。