酷暑の都めぐり1

大変な猛暑のさなか、京都に行ってまいりました
相変わらずチープな旅行ですが、
京都市内に4泊できました。
 
寺社仏閣は、パンフレットに書いてあることでよろしく、
歩かなければ感じることのできない部分がたくさんありました。
特に生の京都弁などは、ツアーでは得られ体験。
 
 手作りの工芸品
 
京都の職人さんの手仕事・・・といえば
西陣織、清水焼などが有名・・・
でも、以前テレビで見た「金網(金網)」に惹かれるものがありました。
板に鋲をうち、ねじりながら六角形を作っていくのです。
東山京都護国神社の参道にある「高台寺金網つじ」さんの
茶漉しは、中央に「菊出し」という模様を編みこんであります。
金網なのに「手編み」って表現しているのも面白いな、と思いました。
ま、確かに手編みなんですけれどね。
店番のおばさんが話好きで、一服する喫茶店まで紹介してくれました。
 

 
○喫茶店のドレッシング

喫茶店を紹介してもらって、高台寺前田珈琲でオープンサンドを食べました。
珈琲はもちろんおいしかったのですが、パンに盛り合わせてあったサラダに
オレンジ色のドレッシングがかけてあり、それが今まで食べたことのない味!!
で、絶品!!!
レジのところで580円で販売していたので、購入。
野菜ドレッシング・・・まさに「野菜でできたドレッシングの味」でした。
http://www.maedacoffee.com/news/94_2010/post_11.html

 
○絞り
丸山文三郎商店の絞りは、
三角にひねりあげた絹をらせん状に絞る特殊な技法で
ばいしぼり といいます。
以前この技法で製作したランプシェードを見かけたので、
二人の母にスカーフをお土産にしようと八坂神社前の店舗に入りました。
名店街が何件か入っているストアだと入りやすいですね。
老舗の店舗は敷居が高いし・・・
ここの店員さん(たぶん60くらいの)もたいそう話好き。
「宮城からどすか?それはまた遠くから。よぉく見ていっておくれやす」
(ものの本によると 「はるばる遠々と・・・」という表現には気をつけろと、
「まあ物好きな御のぼりさん、そんなん遠くから、よくもまぁ」という意味らしい・・・)
「スカーフの結び方ですけどなぁ、よく聴いとっておくれやすぅ、
宮城まで追っかけてってむすんでやるわけにはいかへんし」
と、こんな具合でございました。
 
 
 
○一澤信三郎帆布店
 
京都がなぜ帆布バックのメッカか???
軍事用のテントを生産していたのだそうです・・・
この店舗の場所はたいそうわかりにくいっ
 
一澤信三郎の商品はネット販売がないのです。
すべて手仕事なのですね。
オークションでまれに見かけますが・・・
で、店舗で購入するかカタログ販売になるみたいです。
 
以前からほしかった、酒屋通い袋タイプを一点購入しました。
店舗はすごい賑わいで、何点も買っていく人もいました。
数年前までは「お一人様二点まで」だったそうです。
レジでは、おねえさんが購入後のお手入れ方法などを
細かく説明してくれます。標準語で・・・
店から出てしばらく歩いていくと、向こうから来た女性に
「すみませぇん、信三郎さんのお店はどこですかぁ?」と
たずねられました。
「もう二丁先の左手です」
この私が京都で道を教えるとはっ!!!
 

 
 
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