ピース又吉の「第2図書係補佐」

以前何かの雑誌で、お笑い芸人ピース「又吉」が大変な読書家であることを知りました。

で、この本を探しに石巻のブックセンターに出向き、コンピューターで検索。 15-2-4に在庫ありとの表示があったので、見ると、「幻冬舎よしもと文庫」が結構並んでいます。名前から察するによしもとの芸人さんによる著書ですね。 ケンコバなどの名前がありました。ちょっと離れたところに、アンジャッシュの渡部の本があったのですが、彼らは吉本芸人ではないため、一般幻冬舎文庫のくくりです。(その辺ちゃんと線引きしているところが面白いのですが)

さがしたところ棚にはなかった・・・で怪我の巧妙、同行人が探せなかった本がたまたま同じならびにありました。 仕方がないので、アマゾンに頼み月曜到着、水曜には読み終わりました。

本当に多くの本を読破しています。まずきっかけが、芥川龍之介のトロッコだったというところがいいですね。実に私も感情移入できて大好きな物語です。 はまったのが太宰の「人間失格」だとか。なるほど、考えて見れば、高校時代私も人間失格から斜陽まで太宰は読んだ読んだ。 名の本を読むか、国語便覧からチョイスしたというところも同じ。便覧って流れがありますもんね。

この本は、よしもとの劇場用フリーペーパーに連載したエッセイを収録したもので、書評ではなく、又吉くんの暗い人生、輝かしい人生を綴ったものです。 読んだ本についての感想は最後の3行くらいしか述べていませんが、エッセイの内容を、紹介している本が旨くまとめてくれているような感じで、彼にとって本は本当に身近なものであることがわかってほのぼのします。 あらすじがおまけで着いてますから、なんか読んでみようかなという気分にもしてくれます。 

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